«石巻市門脇 | 地震発生から20日(1)»
南三陸町長清水(ながしず)。南三陸町の中心部志津川から通常であれば30分程度南に車を走らせると見えてくる人口100人程度の小さな集落だ。岩の割れ目から朝日を拝む事の出来る観光名所「神割崎」が目と鼻の先にある。
内海の為、普段の波はおだやかだが、今回の津波で約35軒あった家屋のうち2軒以外は人が住めない状況にまで破壊された。取材した3月17日時点で避難所となっている民宿には集落の約8割にあたる80人が生活をしている。労働力として動ける人間は20人程度で高齢者が占める割合が圧倒的に多い。(完全な寝たきりが1名、歩行困難2~3名、乳児3名)
避難所は民宿の為、生活に必要な設備は燃料を除き、布団や食器類などは整っている。安定はしていないが食料物資も足りている模様。ただし、地震の被害は免れたものの、地下一階は津波の影響でガラス戸等が破壊されており、二次災害を想定すると完全に安全な場所とは言いがたい。(写真左上の海に面した白い建物が避難場所の民宿。津波の影響があったのが建物一番下の階。)
道路が完全に復旧出来ていないことや、近隣の市町村の受け入れキャパが満杯になっていることから、安全な地域に避難出来ていないのが現状。長年住み慣れた土地からはなれる事に抵抗がある人も多い。
二次災害が懸念される中、住民のほとんどが海に面した避難所で暮らしている。






















