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小原一真写真展「Exposure / Everlasting – 30年後に見えなくなるもの」2019年2月2日-3月3日 大阪市福島区フォトギャラリー・サイ

  • 2019/01/13
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未来について考えたい

 

2011年6月より福島第一原発の取材を始め、高校を卒業したばかりの18歳の作業員たちに出会いました。その後、彼らの何人かが結婚し、子どもが生まれ、新たな家族を築いていきました。彼らの子どもたちを見ながら、そして私自身も二人の子の父親になり、この事故を引き継ぐこれからの世代のことを考えたいと強く思いました。

 

2015年2月、私は32年前にチェルノブイリ原子力発電所事故を起こしたウクライナへと向かい、それから2年間撮影を続けました。

 

本写真展は、事故後にウクライナで生まれた3人に焦点を当てながら、原発事故の過去、現在、そして未来を描くドキュメンタリープロジェクトです。「Exposure」では母胎で被曝し、甲状腺の病気を患ったマリアの30年の半生を通し、目には見えない彼女の障害、痛みについて想いをめぐらせます。「Everlasting」では、収束作業員のために新たに作られた町、スラブチッチ市で生まれ育ち、作業員として働く若き夫婦、パーシャ、ナレシュカの日常を通して、収束・廃炉作業とともに生きる人々について描きます。

 

原発事故は、未来に何を残し、そして、それはどのようにして引き継がれていくのか。本写真展を通して、現在の私たち、そして、これからの未来について考えるきっかけになることを願います。

 

小原 一真

 

 

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»日時/開館、休館日について
2019年2月2日(土) – 3月3日(日)
[休館日]  月・木
[火・水・金]  13:00- 19:00
[土]  10:00- 19:00
[日]  10:00- 17:00

 

»入場料
大人800円 / 18歳以下無料
大学生・60歳以上400円

 

»期間中のイベントについては⇒HERE
»期間中のワークショップについては⇒HERE

 

***オープニングトーク2月2日
2月2日(土)19:00 – 20:30
オープニングトーク・詩の朗読会「見えないものについて」 詩人 管啓次郎 x 小原一真

 

»会場  フォトギャラリー・サイ  〒553-0002 大阪市福島区鷺洲2-7-19
JR環状線福島駅より福島聖天通商店街を通り「聖天薬局」の角を左折。駅から徒歩10分。
ギャラリー向かいにコインパーキング有(5台)

 

 

 

»PDFダウンロード

 

*写真シリーズ「Exposure」は世界報道写真展2016で世界45か国を巡回、また、フランス、スペイン、ジョージア、ウクライナ、アテネ等の国際写真・アートフェスティバルに召喚されました。ライトボックスを用いたインタレーションを2018年10月より原爆の図丸木美術館、Prix Pictet JAPAN Awardで展示し、本写真展は、それらをさらに発展させた形での巡回展です。展示を希望される方のお問い合わせもお待ちしております。

 

小原一真(おばらかずま)プロフィール
1985年岩手県生まれ。写真家、ジャーナリスト。写真集に東日本大震災と福島第一原発・原発作業員を記録した『RESET』(2012/ラースミュラー出版/スイス)、第二次世界大戦における日本の子どもたちの歴史を表現した『silent histories』(2015)、チェルノブイリの過去、現在、未来を描いた『Exposure』(2017)がある。Silent Histories は、米TIME誌Best Photo Book選出、Exposureで世界報道写真賞受賞を始め、国際的な賞を多数受賞。2016年からはフランスの写真フェスティバル、フォトリポーターより助成を受けて、ビキニ水爆実験の犠牲者のプロジェクトに取り組む。国際的な写真フェスティバルに召喚される他、国内外でワークショップも開催、世界報道写真財団の6×6 Global Talent Programの審査員、国際的なブックアワード審査員なども務める。現在、クーリエ・ジャポンにて「日本の侵略を行く」、WIRED JAPANにて「Art x Journalism」を連載中。

 

 

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»写真展関連イベント

◉2月2日(土)19:00 – 20:30
オープニングトーク・詩の朗読会
「見えないものについて」
詩人 管啓次郎 x 小原一真
参加費1500円(写真展入場料込)

 

◉2月3日(日)14:00 – 15:30
詩人 管啓次郎 朗読会
「三十三歳のジョヴァンニ」
参加費1500円(写真展入場料込)

 

管 啓次郎
1958年生まれ。詩人、比較文学者、明治大学教授。主な著書に『コロンブスの犬』『(河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、『野生哲学 アメリカ・インディアンに学ぶ』(小池桂一との共著、講談社現代新書)など。2011年、野崎歓とともに『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)を編集、『チェルノブイリ 家族の帰る場所』(朝日出版社)翻訳。詩集に、『Agend’Ars』4部作(左右社)。最近の訳書に、ル・クレジオ『ラガ 見えない大陸への接近』(岩波書店)、エイミー・ベンダー『レモンケーキの独特なさびしさ』(角川書店)。

http://monpaysnatal.blogspot.jp

 

 

◉3月2日(土)19:00 – 20:30
朗読会「チェルノブイリの祈り」
参加費 無料

 

◉3月3日(日)14:00 – 15:30
小原一真報告会「福島の写真を再解釈する」
参加費 1500円(写真展入場料込)

 

»映画上映毎週水曜日 19:30 –
各回入場料 1000円
DVD上映「アレクセイの泉」
「ナージャの村」本橋誠一監督
他にも上映予定です。詳細はウェブサイトにて随時更新致します。

 

 

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»写真展関連ワークショップ「未来を思考するために」

⒈ 朗読ワークショップ(全3回)
参考図書にスベトラーナ・アレクシエービッチが著した「チェルノブイリの祈り」(岩波書店)を取り上げます。それぞれの立場からモノローグで語れていく言葉を反芻し、朗読で表現することによって、原発事故が人々にもたらしたもの、そして、その先の未来について思考します。
参加費4,500円
詳細は下記PDFをご覧ください。

詳細PDF⇒未来を思考するために1

 

 

2. 写真ワークショップ(全3回)
インターネット上に溢れる「福島」の写真とそれに関連したテキストを①収集、②アーカイブ、③再構成(編集)することで、報道等で目にする写真の背景にある状況を立体的に可視化し、写真の再解釈を試みます。
参加費3,000円
詳細は下記PDFをご覧ください。

詳細PDF⇒未来を思考するために2